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コロナ禍の中での合氣道について。もそもそ話

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ワクチン接種スタートから約3ヶ月を過ぎようとしていますね。

様々な理由で接種が難しい方もおられるでしょうが、そのことを踏まえたとしても接種率がまだまだ低いように感じます。

昨年の経験から、いろんなことを考慮して、皆で自粛して感染者数が落ち着き始めると、何故かまたどこかでコロナが猛威をふるい始め、連日多くの人が感染している日々。

せめて、オリンピックで人が押し寄せる前にワクチン接種可能な人は、2回目まで接種完了したいところですね。

どうにか今の状況から脱却しないと、「今を楽しむこと」なんて難しくなってしまいますもんね。

すべてが「自粛、自粛」と行動範囲が狭くなり、社会生活をはじめ、健康のための運動やお稽古ごと等も控えざるを得ませんでした。

この自粛期間は、私達の身体に大きな影響を与えました。それが運動不足による「わがままボディ」です。

私の場合は稽古復活した際、帯や袴の紐が短くなってしまった事実に愕然となり、かなり凹みました。

そして、世間でも私と同じように凹んでしまった仲間がかなり存在しているということを知りました。

「自分だけがわがままボディになってしまったわけじゃないんだ。」と。

なぜか仲間がそばにいるような気になって嬉しくなったりしましたが、これではこの先が危ぶまれてしまいます。

健康のためにも「運動復活」しなければ!

 

そこで、この記事では「コロナ禍での合氣道稽古」について、うちの道場や関係先の感染対策などをお話したいと思います。

少しでも安心して「稽古を見てみたい。」あるいは、「お試し参加や久しぶりの稽古復活」などを考えておられる方等々、参考にしてみてください。

一つづつ説明していきますので、結果を先に知りたい時は、目次から飛んでくださると助かります〜。

「ゆっくり読むよ。」と思ってくださる方は、どうぞ、そのままお付き合いくださいませ。

コロナウィルス感染対策

稽古場所の窓は、すべて全開にし換気を行う


うちの道場が借りているところは、すべて市が所有している昔ながらの体育館なのでエアコンなどの設備がありません。
ですので、道場内の窓を全開放し換気を行っています。
これからは暑さも関わってきますので、風向きなども考慮しながら大型扇風機なども使用します。

稽古中もマスク着用


これは慣れるまでが少々つらいですが、祥平塾では全員がマスク着用を義務付けられています。
ですので、それぞれが慣れるまでは、各人離れて窓側などへ移動し息を整えたりしてました。
体験したところ、マスク生地にもよりますが、不織布マスクは本当に辛かったです。
布タイプは、いい感じで汗も吸ってくれるため、着用したままでも結構大丈夫でした。
医療用はダントツに辛いです。医療用マスクを着用しての稽古は、あまりオススメできません。
まぁ、一番安心できるマスクではあるのですが・・・と、いった感じです。

準備運動など一人での稽古時は、他の稽古者との距離を1M以上確保する


稽古は、黙想から始まり黙想で終わりますが、この時点から他の稽古者と1M以上の距離を保ちます。
そして、挨拶を終えてから、そのまま準備運動に入り稽古が始まりますので距離を保つことは可能なんです。
とは言いましても一人稽古にも限界がありますし、そもそも相手と組んで行う武道ですので、その都度状況を鑑みながら、現時点での警戒レベルに応じた稽古内容になっています。
(道場で違いがあるかもしれませんが、祥平塾では、警戒レベルを3段階に設定しています。)

3M程度離れた指導者とだけ対面、稽古者どうしは同じ向きで稽古する

この状態は、高警戒レベルの時です。もちろん、このときですと他の稽古者と組手はできません。
合氣道では「杖」や「木刀」も使用しますし、技の稽古はある程度なら一人でも可能ですので、指導者の技を見ながら稽古します。
そのため、指導者とだけ対面するということになります。

二人一組での稽古時は、始める前と終わりに手指のアルコール消毒


道場に入る前にも手指消毒しているのですが、念には念を入れようということで行っています。
デメリットとしては、消毒回数により少々手が荒れます。
それでも、稽古者同士が少しでも安全に稽古を行うために消毒は必須項目としています。

発声は必要最小限


2019年以前は、準備運動のときなどに指導者から「1,2,3・・」と発声されるたび、他の稽古者は「ハイ、ハイ・・」と大きな声で掛け声をかけてました。
現在は、警戒レベルに合わせ声を出さないようにしたり、小声にしたりと調節をしています。
これには案外、稽古者全員、すぐに慣れることができました。

その時の市中感染状況に応じた稽古内容


それぞれに書き足していましたが、上記で行っていることはすべて警戒レベルに応じた稽古内容となっています。
こうなる以前の稽古に戻るには、世界的にもっと時間が必要となってくるでしょう。
以前でも基本稽古や受け身、膝行など一通りやってきてましたが、こんな時だからこそ一人で行える基本稽古を丁寧に行ってます。
これは、視点を変えると今が自分の状態を確認できる時と言えます。
上級になればなるほどいろんな方の受け身をする機会が増えますし、新たに入ってくる仲間に教える機会も増えます。
今は、そういった事も踏まえた稽古内容と変化しています。

以上、現時点で、私達が行っていることを書いてみました。
昨年はとにかく一斉に自粛し、自分のみならず、すべての人が動きを止めました。
致し方ないことではありましたが、それでも、日一日と時間は過ぎています。

この世界で生きている以上、避けて通れない「衰え」を前に、今が一番肉体的にも若く、行動を起こしやすいのです。
安全面に考慮しながら、健康に生きて行く術を身に付けなければなりません。
「コロナ」との戦いは、まだまだ終止符を打つのに時間が必要で一進一退の攻防戦を繰り広げていますが、私達は進化する生き物です。

必ず、「あの頃は〜」と言えるくらいに状況は収束に向かうでしょう。
なので、もう少しの辛抱だと私は信じています。
その時も日々を楽しく過ごすために、今やれることを最大限、考慮しながらやっていく。
これが現時点での「コロナ禍での合氣道」であり、「わがままボディを抑制する健康維持法」と考えています。
一つづつの積み重ねは重要で、まだまだ満足できる状態ではありませんが、少しずつ身体も動くようになってきました。

やはり、適度に運動するっていい汗をかいて清々しい気持ちになりますし、ストレス発散にはもってこいだと思います。
道場に戻ってきた方々のお顔も以前のハツラツとした感じで、あとは身体の感覚を取り戻すといったところです。
これを機会に「運動復活」等々、一考されてみてはいかがでしょうか?

ひつき
ひつき
ということで、今日のお話はおしまいです。

このブログでは、毎回、良いお話を聞いたり、感動した本などから、「今を生きる私達に何らかのヒントになりそうだなぁ。」と感じたお話をあなたと共有したくて、ちょこちょこ書いております。

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あなた様とのご縁に感謝いたします。
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