今日は「ずっとは続かない」いうお話です
先日、アニメのDVDを久しぶりに見まして・・・しみじみと思ったことがあります
それは、この世界に存在する、ありとあらゆる事柄や人間関係や物体は
全て、ずっとは続かないということです
これ・・どういうことかと申しますと
昔、「銀河鉄道９９９」というテレビで放送され
映画にもなった大人気アニメがありました
内容は、主人公が永遠の命をタダでくれるという星へ行くまでの旅の中で
色んな人と出会い、経験を通して「永遠の命」について
学んでいくというアニメでした
私は、当時まだ幼かったのですが、年の離れた兄の影響で
テレビにかじりつき状態で見ていたせいなのか・・・
メーテルというキャラクターの美しさと謎めいた存在感
そして主人公の少年、鉄郎と彼に関わってくる一人ひとりの濃いキャラクター
宇宙の中に存在する一つの星に一つの物語という壮大な設定に
圧倒されたせいなのか・・とても強烈に覚えていました
それから年月が経ち、大人になってからそのアニメを
今度は大人の目線で鑑賞しました
（sinceSpring2013さんによるイラストACからのイラストです）
この世界に存在するすべてのものには、限りがあり
同じ状態で永遠に続くものは存在しない
同じに見えても必ずどこかが変わってくるもの
それを陰陽で表すなら「成長」と「衰退」
流れゆく時間の中で、等しく表に現れる現象ですよね
そんな中で人は・・その時間の流れから逃げ出したくなる時もあります
「永遠の命」が「永遠の若さ」がほしい・・
あの一番美しかった、若かった自分に戻りたい・・
誰もが、ふと思うその想い・・
そのアニメの中でテーマであるであろう「永遠の命」について
ハーロックというキャラクターのセリフに共感しまして・・
共感した言葉を抜粋してご紹介します
「親から子へ、子からまたその子へ血は流れ、永遠に続いていく
それが本当の永遠の命だと俺は信じる」
限りあるものだからこそ、美しく輝くものなのです
そして時間の流れとともに、終末が見えてきます
ずっとは続かないことがわかるからこそ、「今」を大切に扱うのです
大人になると・・だんだんと視えてくる
いづれ・・すべては、必ず無に帰すものなのですから・・・
ということは、これもこの世の真理といえるのかもしれません
ついでに視点を変えて・・この世界「ずっとは続かない」のであれば
良い事ばかりが続くわけでもなく、悪い事ばかりが続くわけでもない
ある時は、燦々と輝いていた太陽に雲が立ちはだかり
段々と陰りが出てくることもあるでしょう
そしてまたある時は、暗い闇夜もいつかは開け、降り続く雨もいつかは止んで
まばゆいほどの一筋の光が、辺りを明るくしていくのです
何事にも必ず「起承転結」が存在します
良い事にも悪い事にも・・ついつい一喜一憂しがちですが
眼の前に起こる出来事に右往左往することなく
落ち着いて、今、起きている事柄に集中して
その先にある真実に目を向けていきましょう
自分が超えなければならない壁は、いつも出来事の先にある「真実」です
私も当然、本当に嫌になるほど経験しましたが
慣れないうちは、眼の前のことにだけで手一杯で
そこだけ見てしまいがちになります
ですが、大丈夫！
素晴らしいことに・・人は継続していくと、必ず慣れてきます
私たちの脳みそは、楽を覚えると楽になれる方ばかりを見る癖を持っています
でも、一度慣れるとそこまではしっかり顔晴ってくれるようになるんです
必ず、自分の答えは自分の中にあると信じて・・・
どんな状態の時でも、それはずっとは続かないのですから
ｌet’s ｔｒｙですね・・ともに顔晴りましょう！！
ということで、今日のお話はおしまいです
あなた様とのご縁に感謝いたします
それでは、また
ありがとうございました
