今日は「徳を積む」というお話です
まず、人として必要な要素が３つあります・・それが
①体に栄養（健康第一）
②頭に知識（自分に自信が持てるようになったり
未来を選択する幅が広がる）
③心に徳
（徳：人様やこの世に存在する者たちのためになる行いのこと）
※ただし、これには陰徳と陽徳の二種類が存在し
陰徳＝人知れず、みえないところで積んだ徳のこと
陽徳＝人の目についたところで積んだ徳のこと です
で、これが揃ってると、自分が明るく笑顔でいる事ができるそうです
人がここに生まれてきたのには、ちゃんとそれぞれに意味があり・・
ここでやるべき事の中に「徳を積むこと」も
私達が、この世に生まれた意味の中に含まれるといいます
これは、以前の職場での体験談ですが・・・
ボランティアに協力してくださる方で、印象的な方が二人おられました
お一人の方（仮にAさんとします）は、何故かお辛そうな顔で
ボランティア活動をされてました
ご協力いただいておりましたので、本当にありがたかったのですが
ふっと見た時とか・・何となくこちらも氣になってきます
「ひょっとして体がしんどいのではないかな？」とか思ったりして
本人に「無理はしないでくださいね」とお伝えしたこともありました
実際、体調がどうだったのか・・
結局、教えていただけなかったので分からずじまいでした
一方で、もう一人の方（Bさんとします）は、後で聞きましたところ・・
体がちょっときつかったそうですが、それが感じられないくらい
とにかく、Bさんは笑顔で、楽しそうにボランティアしてくれていて
なので、自然と周りに人が集まってきていました
人が集まるということは、作業もどんどん早くなり
あっという間に終了させていました
どちらも丁寧にボランティア活動をしてくれていましたが・・
で、氣づくとBさんがAさんのお手伝いをされていました
ありがたい事には変わりはないのに・・
何だろう？・・・と、なんだか差を感じ、その差を考えた結果
差の答えは「笑顔」だったのです
この笑顔こそが、徳を積む時の必須アイテムだったんですね
そして、笑顔でいられる秘訣は健康な体でいることです
（体調が芳しくない時には、体調を戻すことだけを考えなければなりませんから）
体調がいいと笑顔も出てくるものですもんね・・で、その笑顔で行動することが
人様のお役に立つこともできて
なおかつ、自分のためにもなる最強アイテムだったんです
笑顔は、素晴らしいものを引き寄せてくれます
笑顔でいる人の美しさ
そして、集まってくれる人たちの優しさにも触れることができます
そうこうしているうちに、一つ一つのお互いの行為が
「徳を積んで」いるんですね
徳を積むことにより魂が磨かれ、人間力が増すのだそうです
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があります
「稲穂も実るほどに穂先が下がってくるのと同じように
人も学問や徳が深まるにつれ謙虚になる」という意味ですが・・・
そういえば人間力の高い方は、どなたも、腰が低く、相手を敬い、謙虚です
（余談ですが、合氣道の指導者の方はこのような方が多いです・・）
最後に・・人として徳を積む・・
いやぁ・・お坊様や神主様のように・・とは、いかないまでも
一日一日に感謝して、丁寧に生きることも
徳を積むことにつながるのではないでしょうか・・
あなた様とのご縁に感謝いたします
それでは、また
ありがとうございました
