ちょっと遅くなりましたが、9月の連休もおわり、あと少しで10月ですね。
このお彼岸の連休中にお墓参りに行けた方や、行けなかった方もおられることでしょう。
私は今回、お墓参りには行かなかったんですが、私たちの親世代までは必ず春と秋のお彼岸にもお墓参りに行っていました。
- お盆に行っているのになぁ。
- お仏壇にも拝んでいるのに。
と、子供時代はよく思ったものでした。
そう言えば、私たちはお願い事やなにかあると神社などにも足を運びます。
そう、事あるごとに自分のお願いしたいことを頼みに行くのです。
でも、その後の結果報告、いわゆる御礼参りは行かれていますか?
何事も一方通行ではだめなんです。
そこで、神社参拝やお墓参り後の御礼参りの重要性をお伝えしたいと思います。
結果を先に知りたい時は、目次から飛んでくださると助かります〜。
「じっくりでも良いよ。」と思ってくださる方は、どうぞ、そのままお付き合いくださいませ。
御礼参りって何?
御礼参りとは、神社参拝やお墓参りで、お願い事したことの結果報告をすることです。
例えば、大体の方が、年のはじめに神社へお詣りに行かれると思います。
我が家には神棚がありますので、毎年神社へお詣りに行き神棚にその年の御札を祀っています。
神社に行くのも理由は多々あるかと思いますが、一番の理由は
「祈願」と「祈祷」
ではないでしょうか。
合格祈願、安産祈願、商売繁盛、家内安全、お宮参り、厄入り厄払いなどなど。
そこで、宮司様にお祓いをお願いしたり、絵馬にお願いごとを書いて奉納したり、本殿にお参りしたりします。
あとは、神社外の地鎮祭など多岐にわたり、私たちは神様にお願いごとがありますよね。
七五三、学校などの合格祈願、初詣等々。生きてるうちは、「お願い事なんてないよ。」ってことはないですよね。
お墓参りも先祖供養だけではなく、私は亡き母に
- 春のお彼岸は、季節の変わり目にあたり、おかげさまで冬を無事に過ごせたと感謝の挨拶で行く。
- お盆は、ご先祖様たちと家で過ごして、またあちらへ帰ってもらうための送迎の意味を込めて行く。
- 秋のお彼岸も春と同じ気持ちで豊穣の感謝の挨拶で行く。
と、教わりました。
ただ、私の実家では年末にも行くんですよね。
- 一年間、おかげさまで無事に過ごせることができました。ありがとうございました。
と、挨拶に行くんです。
これだけに限らず、大事な局面を迎えていたりする時には、ご先祖様方に手を合わせ、護っていただけるようお願いしたりもしますよね。
ま、私の場合はお墓が住んでいる圏内にあるということもあり、恒例行事みたいなもんですが、日々を難なく過ごしていけるのもご先祖様方に護られているからこそですので、四季折々に足がそちらへ向かうのかもしれません。
で、このお願い事の結果報告をするのが、「御礼参り」です。
お願い事したあとの御礼参りをされていますか?
お願い事したあとの御礼参りをされていますか?
実はこれが重要だったりします。
御礼参りは結果報告の意味があります。これがなければ、頼みっぱなしとなります。
考えてみれば、「その後、どうなったの?」と、私たちも気になりませんか?
何に対しても、必ず原因があり結果が出てきます。
ものごとの始まりがあれば、当然、ものごとの終わりがあるものです。
神様方やご先祖様方も同じく、頼まれた以上、結果をわかっていても本人からの報告を待っておられます。
どのような結果であれ、今を無事に過ごしているなら、その報告を怠ってはなりません。
なんといっても、今を何事もなく無事に過ごせている事自体が護られている証だからです。本当にありがたいことですよね。
こんなありがたいことに気づけないままで過ごし、そのままでいると、「次」の運気がどんどん弱くなっていくとも言われています。
頼みっぱなしはNG
人間界でも言えることですが、頼みっぱなしはダメですよね。
私たちも前の結果報告がなされないままの人に対して、次回の手助けは、ちょっと躊躇してしまうものです。
陰陽説でもありますが、「始まり」と「終わり」が一対となっています。
一回、お願い事をして、その後にまた新しいことをお願いしに行く。
その間に前のお願い事に関しては、何らかの結果が出ているはずなんです。
ひとつひとつ終結しなければ、継続しっぱなしが増える一方になっちゃいますよね。
今、行っていることを終わらせて、次を始める。これは、全てにおいて言えることです。
「神様だからご先祖様だから言わなくても良い。」
なんてことはありません。
こうした報告をしない礼節にかけた人は、自ら運気を下げていき、護ってくださる存在の力をいただきにくくしていくのです。
しかし、時間が立っていても気づいた時にお願いした場所へ行き、お願いした結果を報告すれば大丈夫。
それもちゃんと見ておられます。
御礼参りをしないとどうなる?
ジワジワと自らの行動で運気が下がっていくことでしょう。
そうなってくると、
- すべて人頼みなり
- 疑心暗鬼になってしまい
- 感謝の気持もなくなって「運の悪い人」そのもの
になりえます。
それはとてももったいないことなので、ちゃんと報告して、一つ一つに終止符を打ちましょう。
どうしても御礼参りに行く時間がない時は?
近年ではそう簡単に行けないという方も、当然多いことでしょう。
時間がない、あるいは場所が遠いという時は、どうぞ心の中でご先祖様方に手を合わせてください。
何事も氣持ちが大事です。そこに心があるかどうかが大切なんです。
神社参拝とお墓参り補足です。
神社参拝とお墓参りに行く時間帯だけは、注意してください。
神様も日がな一日、一年中フル回転で活動されているわけではありません。
人と同じく、夕方から夜以降朝までは氣を休められます。
ですので、少なくとも夕方以降は行かないほうがよいでしょう。
そして、お墓参りですが、母が得度(※仏教信者が仏門に入ることです。)を受けた際、そのお寺の住職様から伺った話です。
「お墓参りは、なるべく午前中まで、せめて午後3時までに済ますこと。それ以降になると、浮遊霊などに取り憑かれる人が増えるから行かないほうがよい。」と、言われたそうです。
私は、結構ビビりなのでこれを聞いてからというもの、なるべく午後3時までに済ますことを心がけています。
※地区によっては、お盆のときのお墓参りだけは、時間関係なく行くところもあるようです。
まとめ
私たちが常々、礼節を重んじて生活をしていれば、少々危なげなことも神様やご先祖様方がそっと助け船を出してくれたりします。
これが、神様やご先祖様方の恩恵を受けていると言えるのです。
始まりや途中でなにか失敗や嫌なことがあったとしても、結果が肝心であるということなんですね。
物事の始まりから終わりまで、きちんと責任を持つ人と持たない人では、すべての世界から見えても差があきらかに異なってきます。
この言葉の語源は、若干、皮肉とも取れる内容でしたが、あくまでも「結果が良いなら何をしてもよい」ということではありません。
こんな意味でとってしまうと、後で因果応報となってしまいますので間違わないようにしたいですね。
この記事では「神社参拝やお墓参り後の御礼参りの重要性」を紹介していきました。
- 神社参拝もお墓参りもいつ行ってもOK
- 行けない時は心の中で手を合わせる
- 時間は午後3時までがベター
- お願いした後の結果報告までしよう
- 感謝の気持が大事
今は、こんなご時世ですから無理しないのが一番です。できれば、一日でも早く以前のように気楽にどこでも行けるようになるといいですね・・。
そういえば、明石家さんまさんが「人生生きてるだけで丸儲け」ってテレビで言われてたのを思い出しました。
神様やご先祖様が護ってくれているからこそ、今があるのかもしれませんね。
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