「人生がうまく行かないな。」と悩んだことはありませんか?
まるで波のように「良い時」と「悪い時」が、交互にやってきていませんか?
その時その時に自分が体験したことや感じたこと。
それが、今世で自分が学んでくると決めてきた事柄なんだそうです。
そういえば、幼い頃はそんなに大きな波もなく、とにかく体と精神の成長が重要でしたよね。
でも、だんだん歳を重ねるごとに波が大きくなってました。
だもんで「悪い時」は、精神がどん底に落ち込んだこともしばしば。
そんな時は何をやっても、どうあがいても低迷していました。
どんな時にでも言えることが
- 急によくなる
- 急に悪くなる
なんてことはなく、ジワジワとそうなっていくんですよね。
そこで、「あ、今、人生の波がきたな。」と思った時にどういう心構えであれば
「今回の学びは今回のうちに終える」ことができるのかをご紹介したいと思います。
この記事が、あなたのちょっと一息つく時間になり、自分と向き合うきっかけになれば嬉しいです。
あなたが直面している問題は、「今回の人生で自らが定めてきた試練」
これは仏教に基づいたお話ですが、人は、輪廻転生をします。
(人によっては、前世の記憶を持っている人もたまにいるそうです。)
良い行いをした人は、さらなる成長をするために、また人として生まれ学ぶのだとか。
こういう方々は、たいてい志が高く向上心にあふれる人が多く
- 人生全てを学びとし、自分を充分満たす
- 人様の手助けを率先してやっている
ようです。
以前、こういった方々にお会いしたことがありますが、とにかく自分を楽しんでおられました。
お会いしてからというもの、私にとってその方々は「心の師匠」となりました。
一方、悪い行いをした人は、前世、自分が起こしたことで
- 被害者となった相手との関係性を浄化するために生まれなおす
- 人として生まれても悲惨なことになりやすい
- 立場が逆となって前世と似たような体験をする
ですから、その時に当事者同士がいかに気づき、今の関係性を正すかで、ようやく未来が変わるのです。
試練を乗り越えることができたら、次の段階へ行くことができる
そして、その試練を乗り越えられたら、次の段階へ行くことができます。
できなければ・・また、その試練に立ち向かうために生まれなおすとのことです。
なので、今回生まれた意味を知り、学び、少しでも前を向き歩くために
今の自分は何をすべきか?
考える時間(子供時代)を設け、行動(大人時代)を起こし生きていく。
「考える時間から行動を起こす」・・この活動が、重要なんですね。
自分の人生は、自分が決める。
そして、その行為が段々と自分に責任と誇りを持てるようになっていくのです。
「今回の学びは今回のうちに終える」ための心構え
人は、平坦な道だとすぐに飽きてしまうんだ。
だから、時に「良くなり」、時に「悪くなる」ことでメリハリをつけて人生を学ぶようになっているんだって。
そして、自分が設定してきた時間を終えたら、あちらへ帰れるようになっているんだ。
それじゃ、深く理解しながら学べないのかもしれないね。
みんな、一喜一憂しながら、その時の感情を大事に生きている。
それが、今世での宝ものになるんだよね。
「今回の学びは今回のうちに終える」には、「人生には波がある」ことを知り、そして「人生の波を乗りこなす」心構えが必要です。
ふくろうさんが言っている通りで、平坦な道だと飽きてしまうから、飽きないように強弱のついた道を歩むことで、自分の設定してきた時間を終えて、あちらへ帰るのです。
今、自分の人生にどんな波が来ているのかを感じ、そして、乗りこなしていけば、あなたは自然と「今回の学びは今回のうちに終える」ことができ、来世では、次の段階へ行くことができます。
次の見出しからは、波を乗りこなすための心構えを具体的に紹介します。
『ついてるな。』って思える時は
何をしても、うまく事が流れる時があります。
車の運転で例えると、いっぱい信号がある国道でも信号で停まることなく、目的地までたどり着くことができます。
「もう、間に合わない。」と言える時間に運転してても、予定時間通りに着いたり。
他にも「いや、絶対ムリだろう。」と思える時にでも、スンナリできてしまうなどなど。
あらゆる事が、滞りなく進み、「私、すごくない?」と思えるほど上手く進むんです。
さて、こんな時に注意しなければならないことは、「天狗」にならないことです。
やることなすことうまくいく時、つい調子づいて自意識過剰になりやすくなります。
すべての人が、良い人ばかりではありません。
必ずと言っていいほど、妬み嫉みを心に秘めた人から足元をすくわれてしまいます。
そして、ドン底まで叩き落とし、その落ちていくさまを横目に自分が這い上がります。
はたと気づいた時には、「孤独」になってしまうのです。
ですから、調子が良い時ほど、より謙虚に毎日を過ごしましょう。
調子が良いからこそ、人様のお手伝いをさせていただくのです。
もちろん、自分のことを済ませてからのことですけどね。
そうやっていくと、妬み嫉みを持った人から狙われても周りの人たちが助けてくれます。
なので、蹴落とされる心配はありません。
『ついてない。うまくいかない。』って思える時は
どうしても、何をやっても本当に何もかもマイナスに変化してしまう。
実はここが「肝」なんですね。
ここで、自分がどう思うか、そして、それにより、どう行動し続けるかで人生が変わっていくと言っても過言ではありません。
悪い時こそ、今の状況を俯瞰して見てみること。
第三者として、自分を見てみることも「気づく」大事な一歩です。
それから、現実の先にある真意を読み取る癖をつけていくのです。
現実ばかりに振り回されてしまいますが、必ずその先に真意が隠れています。
これに気づかないと、何回も少しずつ状況を変えて同じことを繰り返されてしまいます。
試行錯誤しながら、とにかくやってみること、行動することが大切なのです。
「じっと時を待つ」というのは、あくまでも考えついたことをやり尽くした後のお話です。
これが、「天命尽くして人事を待つ」ということなんですね。
日頃の自分の生きざまにも関係してきます。
運気は流れるもの。
日々、人様に迷惑がかかるような生き方をしていなければ、次の段階へ上がる時間も、そう遠くないでしょう。
そして出来れば、この時を面白がって味わう。
二度と同じ味を味わうことがないように味わい尽くすのです。
『良い時』、『悪い時』から流れはじめる中間の時、どうすればいい?
良い時も悪い時もだんだんと状況が緩やかに変わり始めていき、「あれ?おかしいな。」って思いはじめたら、それが、「中間」になります。
ジワジワと確実に変化している周りの環境や態度。
今までのやり方が通用しないと感じる時ですね。
これは、「変容の時」でありますので起こっているすべてをひとまず受け入れることです。
そして、自分の中に取り入れてから、納得した上で受け流すのです。
どちらの流れにも逆らうことが、自分をより一層苦しめます。
時間と同じで「とどまる」ことは、誰にもできません。
どちらに流れ始めても身構える必要はありません。
余計な力を入れると、身体も心も疲れるのが早くなってしまいます。
まずは、こわばり始めた身体を緩めることです。
それから、「自分の心」が自分の身体の中心にあるか、常に確認してください。
そうすると何が起こっても、まずは落ち着くことができます。
「さて、お次はなんだろう?」と思える余裕も出てきます。
最初から上手にできなくても大丈夫。
足を肩幅に開いて立ち、身体の中心に手を当て「私は、ここにいる」とイメージするだけです。
慌てると何事もバタバタとしてしまい、余計な手間ひまをかけてしまいがちになります。
慌てるということは、身体の中心に心がなくブレているということです。
落ち着いて、今の状況を把握することから心がけていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では「今回の学びは今回のうちに終えておこう」を紹介していきました。
- 調子が良い時こそ、より「謙虚」に。天狗にならない。
- (自分のことを済ませてから)人様のお手伝いをする。
- 調子が悪い時は、状態を俯瞰してみてみること。
- 状況を受け入れ、現実の先にある真意を読み取る癖をつけていく。
- 試行錯誤しながら、とにかくやってみること、行動すること。
- 「自分の心」が、常に自分の身体の中心にあるか確認すること。
「二度と同じ味を味わうことがないように、味わい尽くす。」
そういえば、俳優の故・樹木希林さんも言われてましたね。
私もようやっと、その言葉の意味がわかるようになりました。
頭で考えても無駄。体感がすべてなんですよね。
まぁ、焦らず、穏やかに一歩一歩あるきながら、お互いさまで味わいましょう。
今年から昨年までのような生活を送ることが、難しくなってきましたね。
そのせいで、お墓参りに行けなかった方も多かったと思います。
だからといって、「ご先祖様の供養ができない」ということはありません。
ご先祖様は、ここでの姿を持ちません。
理由があって行けないことも、ちゃんとご存知です。
なぜなら、いつでも私たちを見守って下さっているからです。
そして、やがては私たちもあちらへ帰る時期が来ます。
その時に胸張ってあちらへ赴くことができるようにしたいものですね。
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