今日は「相づち」というお話です
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真です)
以前の職場は仕事内容が特殊だったため、とにかく色んな人と会う機会があり
そして、様々な仕事をされている人達と沢山の仕事をしてきました
なので、「この人は魅力ある人だな〜」とか「素敵な人だな〜」と思わせる人や
反対に・・もう、二度と会いたくないと思わせる人・・いろんな方々がおられました
ま、この二度と会いたくない人っていうのは置いておいて・・・
魅力ある人、素敵な人・・いわゆる人に好かれる人っていうのが
人の話を聞くときに、絶妙なタイミングで相槌を打つ人のことなんですね
ここから、ちょっと手前味噌な話になります・・・
あの当時の私達が、唯一、自分たちを誇れた話です
ただ、人の話を聞くなんてことは誰にでもできることなんですが
良いタイミングで相づちを打たれると
話している方はどんどん話をしやすくなるんです
で、氣づいたらすごく長いこと話し込んじゃうんですね・・・
来訪されたお客様から用件を聞くときは
その方が何をしに来られたのかをお伺いをして
話を聞き取り、相談内容によって担当者に割り振りをします
ですので、ちょっとの話も聞き逃すと担当者がわからなくなるので慎重に伺うんですね
こちらの受け答えが単調な「はい、はい」という受け答えだと
相手方もあまり内容を話してくれませんし
その単調さや話を聞く態度に苛立って、険悪な感じになってきたりもします
挙句、担当者に変わったらとんでもないクレームの嵐から始まるという・・・
私が受け持つ担当内容がお客様との接点が多いものばかりだったため
その日の事務所受付の態度次第で、クレームから始まるお客様もおられたりして・・
まずは、こちらの方から丁重に謝って、お客様に落ち着いていただき
それから仕事内容に移るということが何度もありました・・・
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真です)
受付は、お客様が一番に顔を合わせるところであり
言わば、「その会社の顔」になるんです
受付の人の顔が綺麗だとか可愛いとかなら
何をしても許されるなんてことは、一般社会ではありません
美形なら何をしても許されると思いこんでしまっている人は
そういった場所で働けばいいだけの話です
あ、あと若ければ許されるとかいうのでもありません
決して仕事場は遊び場ではなく
ましてや来られるお客様は相談をしに来ているのですから・・
最悪だった時は、その日の受付担当の態度があまりにも悪すぎると
そのまま踵を返して帰られるお客様もおられました・・
ちなみにその受付担当者は、当然のごとく逆ギレしまして・・
周りの人たちで、お互いをなだめに走るという。。
今、思い返してもなんとも無駄な時間を使いました
そういったお客様のクレームから氣づいたことが「相づちの打ち方」だったんです
(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真です)
そこで、私と同じくそれに気付いた同僚と相づちの打ち方を研究して試してみた結果
同僚と私のお客様の対応時間が長くなり、そして・・相談に来るお客様が増えました
それからの私達は、相談内容をたくさん聞き取り、整理しながら調べ
それに見合う情報をお客様に提供していきました
とはいえ、非営利団体でしたので、それが何かになったというわけではありませんし
むしろ、散々上司から嫌味を言われたあと
それらは全て、上司や男性職員の手柄に変わりました
本当、悔しかったですが、それでもそこで得たものがありました
それは、「あんたに相談してよかった」
「話しやすくて、ついつい長居をしてしまった」
「聞いてくれてありがとう」・・など、お客様からのありがたい言葉でした
同僚と二人で喜び合ったものでした
その同僚とは、今でも連絡を取り合い相談しあってます
また、お互い相づちが良くて・・っていう理由から
長〜〜〜く話し込んでしまうんですがww
人と仲良くなるためには「相づちは重要」ですね
これがうまくできるようになれば
きっとこれから先の人間関係も変化してくると思います
是非、試してみてください
あなた様とのご縁に感謝いたします
それでは、また
ありがとうございました